11月14日は「世界糖尿病デー」、世界各地で糖尿病の予防、治療、療養についての啓発活動が展開されます。11月14日というのは、インスリンを発見したカナダ人医師フレデリック・バンディングの誕生日にちなんだものです。 糖尿病は血液中のブドウ糖の濃度が高い状態が続く病気で、何年間も放置しておくと、動脈硬化が進行し、網膜症・腎臓病・神経障害・心筋梗塞・脳卒中といった深刻な合併症を引き起こします。 一方、食事療法をはじめとした治療を適切に行い、血糖・体重・血圧・血清脂質をコントロールすれば、合併症の発症や進行を予防することができます。 日頃の生活習慣を見直してみましょう。
【糖尿病を予防・改善する生活習慣】
欠食をせず1日3食規則正しく、できるだけ均等に食べる
主食・主菜・副菜を揃え、栄養バランスのとれた食事を心がける
食事の最初は野菜から食べ、よく噛んでゆっくり食べる
ストレス解消を上手にする
夕食はできるだけ就寝の3時間前までに食べる
適度な運動を心がけ、睡眠を十分にとる
甘い飲み物・菓子類・アルコール飲料はできるだけ控える
塩分をとり過ぎない
「世界糖尿病デー」に合わせて、全国各地でランドマークなどがシンボルカラーのブルーにライトアップされます。栃木県内でも昨年、栃木県庁昭和館・足利学校・宇都宮タワー・獨協医科大学病院の4箇所が美しくブルーライトアップされました。詳しい情報は、世界糖尿病デー実行委員会のホームページをご確認ください。 |