亜鉛は体内に2g、筋肉や骨、肝臓・腎臓・膵臓などに存在しています。アミノ酸からのたんぱく質の再合成、DNAの合成に必要であり、新しい細胞が作られる時には必要なミネラルです。また、免疫細胞の働きを活性化させる働きもあります。 不足すると、乳児や小児期の成長の遅れ、味覚障害、皮膚炎、免疫機能の低下などの症状が現れます。 ミネラルの一種である亜鉛は、体内では作ることができないため、食品から摂取する必要があります。1日の摂取の推奨量は、成人男性11mg(75歳以上は10mg)・成人女性8mgです。通常の食生活では過剰摂取の心配はありませんが、サプリメントの不適切な利用により過剰となる場合がありますので、注意が必要です。
【亜鉛を多く含む食品】
魚介類や肉類に多く含まれます。 ※動物性たんぱく質・クエン酸・ビタミンCと一緒に摂取することで吸収率が高まります。牡蠣 2.2mg 目安重量:15g(1個) | 豚レバー 4.1mg 目安重量:60g | ||
牛もも赤肉 3.1mg 目安重量:60g | ラム 肩・脂身付き 3mg 目安重量:60g | ||
玄米ごはん 1.2mg 目安重量:150g(中盛り1膳) | カシューナッツ 0.8mg 目安重量:15g |