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1月の旬の食材「わかさぎ」

キュウリウオ科ワカサギ属の魚。漢字では「公魚」と書くこともあります。その由来は、江戸時代に常陸国(現在の茨城県)の麻生藩主が将軍に献上したところ、大変喜ばれ、「公儀御用魚」となったことからだと言われています。多くは、水産加工会社で佃煮・甘露煮・焼きわかさぎ・煮干しなどに加工されて販売されますが、鮮魚でも出荷されるので、唐揚げ・フライ・天ぷらなどの揚げ物、好みの味の甘露煮など家庭でも調理することができます。旬は、冬から春にかけてですが、霞ヶ浦では、7月に解禁となり、夏にも漁が行われます。夏のわかさぎは「ナツワカ」と呼ばれて、脂がのっています。 漁獲量第1位は青森県、2位は北海道、3位は秋田県です。

どんな栄養があるの?選び方は?保存方法は?

栄養  たんぱく質、カルシウム、リン、ビタミンA、ビタミンB12、EPA、DHA
選び方全体的に張り・艶があり、銀色に光っているもの。柔らかくなっているものは避ける。
保存方法冷蔵庫で保存し、スーパーなどで購入した場合には、その日のうちに調理する。冷凍する場合には、袋や容器にわかさぎを入れて水を張って冷凍する「氷漬け冷凍」にすると冷凍焼けを防げます。

栄養ワンポイント!!

保存する前に、内臓は取らずにそのままで、冷たい塩水の中でわかさぎを洗い、その後流水で軽くすすいでおくと、生臭さとぬめりが取れて、身も締まって扱いやすくなります。